2013年2月19日火曜日

USBメモリブートのLinux

KICKSTARTERでUSBメモリから起動するLinuxが出資を募っているのを見つけました。
もちろん単なるUSBメモリではなくて、他にも機能を持つとともにリストバンドの形状で提供しよう、といういうものです。名前はStormFlyと言うそうです。形状がリストバンドなのは、肌身離さず、どこにでも持っていける・・・というコンセプトみたいです。
で、彼らが説明するメリットはシーン別に子供や初心者がPCを使う場合(何をしてもPCのHDDにダメージを与えない)、小中学校や大学生が共有PCを使う場合(個々人に完全な個人環境を与えられる)、出張時にタブレットなどは持っていくけどノートPCは自宅に置いていくという場合の備え(自分の環境を持ち運んでいざ必要なら出先のPCで使える)、セキュリティを気にする用途(PCの環境に依存しないので)などが挙げられています。
まさにこれは以前取り上げた「USBメモリにインストールしたOSの使い道」そのものです。
PCの環境から独立するということから、おそらくはSATA/PATAのドライバも自分がやっているのと同じように切り離しているのでしょう。
速度についてもUSB3.0を使うことで解決を図るようです。(自分が調べたUSB3.0メモリ比較についてはこちら
さらに単なるLinuxではないところとして、
  • 共有フォルダ
    どうも、USBメモリの一部をホストPCのOS起動状態で見えるようにするようです。
    パーティションでも切っておいて、第一パーティションを共有するのかな?
    32GB版だとシステムに12GB、homeに10GB、共有フォルダに10GBのようです。
    16GB版だとシステムに8GB、homeに4GB、共有フォルダに4GBのようです。
  • 暗号化
    暗号化のため、起動時にパスワードを入力させるようです。
    自分がUSBメモリ起動Linuxで暗号化が必要な場合にはデータ領域は別パーティションにして、暗号化ext4でフォーマットしています。現状ではダブルクリックしてマウントしたり、どこが安全な領域か気にしながら使う必要がありますが、cryptfsやTrueCryptよりも簡単なのでそうしています。起動時に/homeに暗号化パーティションをマウントするように設定をすることはできそうな気はするのですが、調べる方が面倒なのでやってません。
  • オンラインのバックアップサービス
    共有フォルダを除くUSBメモリ全体をクラウドでバックアップするサービスを年間$19.99で提供し、紛失した場合には$49でUSBメモリの方を提供してリストアするようです。
といった機能を提供するようです。なお、デモを見る限りは、OSはどうもUbuntuっぽい(本番でもそうなのかはわかりませんが)感じです。
UbuntuのUnityっぽい雰囲気なのが個人的には気に入りませんが、一般消費者向けにUSBブートのLinuxを出して、しかもバックアップサービスまで提供しようという心意気はいいかも(^^;

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